近鉄名古屋線戸田駅の近くには踏切が二つあります。一つは自転車や歩行者用の自動車が通れない踏切で、もう一つは車 1 台がやっとすれ違えることのできる踏切です。自動車用の踏切も幅が狭く交通渋滞を引き起こしています。近鉄を高架にする立体交差が理想ですが、現在のところ優先順位を考えると、完成まで 50 年以上かかると思われます。また、アンダーパスや跨線橋を作ると立体交差事業が行われなくなってしまいます。
ちょうどこれらの踏切の近くには、用地買収から 45 年経過しても未完成の都市計画道路戸田荒子線があります。現在、国のルールでは踏切は新設できないので、私は、近鉄の立体交差が完成するまでの間、暫定的に戸田荒子線と近鉄名古屋線が交差する地点に歩行者用踏切を移設し自動車の通れる踏切に更新して、立体交差事業も諦めずに渋滞と地域の分断解消を目指したいと考えています。関係機関へ粘り強く働きかけていきたいと思っています。